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えっころネット活動記録

こんにちは!えっころネットです!えっころネットでは、高知県西部に位置する幡多地域で、医療・福祉・介護の専門職、関係機関が集まって、ボランティア活動をしています。当ブログでは活動の内容を皆様に紹介したいと思います。

大坂大学・帝京科学大学フィールドワーク

開催日:平成31年3月2日(土)・3日(日)
場  所:黒潮町・四万十市奥屋内地区・四万十市久保川地区
内  容:フィールドワーク
参加者:えっころネット(タクティールⓇケア)・大坂大学・帝京科学大学


① (2)
今回は、3月2日、3日の1日半のスケジュールで、大阪大学の学生3名と河森先生、帝京科学大学の学生3名と渡辺先生の参加で、四万十市を中心とした幡多でのフィールドワークでした。
初日は黒潮町のあったかふれあいセンターにお邪魔しました。米津さんの転倒予防の話も皆さん真剣に聞き入っていて、反応も良かったです。ちょうど一年前にお邪魔したので、今回は、少し違った内容を話させてもらいました。
転倒の原因は筋力低下だけではなく、視力低下(眼の病気)、薬の副作用、など、さまざまな原因があること、水分摂取の重要性を説明しました。

② (2)
毎年このフィールドワークでは恒例の、療法学科の学生による体操。今回も事前に体操を考えてきてくれていました。学生さんたちの水戸黄門体操も、とても和やかな雰囲気で行えました。学生さんたちはとても緊張していたようですが、本当に良い経験です!

③ (2)
NPO法人しいのみには“情熱の人”の浜村さんがおり、中心となって運営されています。この日は認知症の早期発見、認知症予防、地域支援としてのモーニングの日。到着すると30名ほどがモーニングや談話を楽しんでいました。来ている人たちは赤ちゃんから若い世代、お年寄り、また障害のある方も来られていて、誰が来てもいい垣根のない雰囲気でした。学生の皆さんも、自主課題の聞き取りに一生懸命です。

④ (2)
モーニングは11時30分までですが、入れ替わり立ち替わりでどんどん来られます。自然と地区の集いの場になっている事がうかがえます。あったかふれあいセンターとしての稼働日は月・火・木・金だそうで、毎日20人から40人ほどが集うそうです。フロアにはちょっとした売り場があったり、窓の外には利用者が作った干し大根を干していたりと、地区ならではの取り組みが感じられました。年に2回、運営推進会議を開いているそうですが、主には地区の声(要望)を聞くようにしているとの事でした。地域のニーズ・課題を知り、しかるべきところへつなげるのが役割だとスタッフの方が言われていました。モーニング、皆で美味しく頂きました。ありがとうございます!

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午後からは四万十市の奥屋内地区に場所を移して、地区の取り組みにである「夜とぎ」「おすそ分け」について、聞き取り、意見交換をしました。先ずは四万十市社協の小谷さんより、四万十市の概要、人口構造、奥屋内地区の紹介(何と高齢化率80%以上)、課題などの説明があり、健康福祉委員会の事業説明がありました。

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その次に地区の活動を簡単に紹介してくれ、学生と住民の皆さんの意見交換に移っていきました。小谷さんからの事前説明があったので、すんなり意見交換に入っていけました。学生と住民の皆さんバラバラで座り、マンツーマンで意見交換や聞き取り調査。1時間以上も話をしていました。

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「おすそ分け」は、料理で作ったものや畑で採れた物を、近所に配るという行いで、ある住民の方は、おすそ分けをし合う事で安全確認にもなっていると話していました。「夜とぎ」とは、高齢者世帯で、配偶者が亡くなり一人になった方のお宅に、3日間程度、夜とぎメンバーや知り合いの方が泊るという行いです。住民の方にいつ頃から始まった活動なのか聞くと、「自分が子供の時分からあった」との事で、地区にずっと伝わってきた取り組みだということでした。夜とぎのメンバーでもある篠田さんという方に話を聞くと、「私は主人が亡くなって50日くらい泊ってもらった」と言っていました。「来て」とも「行く」とも言わず、自然に人が集まるという事で、篠田さんは毎晩2名の方と、「川の字になって寝た」と言ってました。本当に素晴らしい取り組みだと感じ、とても勉強になりました。

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学生たちも、地区の現状や住民の不安など、直に声を聞くことが出来て、普段出来ない経験が出来てとても勉強になった様子でした。記念に集合写真!

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最終日3日は、午前9時から久保川地区へ。とても賑やかな会になりました。河森先生はもう何度も久保川地区に来られているので、住民の方もお馴染みです。今回も泰子さんは張り切ってくれて、前日は昼から、当日は朝の4時から皆の為にご馳走の準備をしてくれていました。集会所に到着した時にはもう皿鉢が並んでいました。地区の皆さんも集まってくれていて、おもてなしする雰囲気が感じられました。血圧測定を終えてから理学療法士を目指す学生さん達が“水戸黄門”の歌体操をおこなってくれ、初めての体操ではありましたが皆さん笑顔で真剣に取り組んでくれました。学生さん達は前日の黒潮町でもこの水戸黄門体操をしてくれたのですが、前日よりもレクチャーが上手になっていたと感じました。とても暖かい雰囲気だったので学生さんもやりやすかったと思います。

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続いて脳トレ体操では指体操などを行いました。簡単なようで難しい脳トレ体操。学生さんが苦慮していた姿を見て住民の方も安心感を持ったようです。笑いもおきて身体が温まるひと時でした。というか、会場皆が大笑いでいした(笑)

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その後は、いつもの脳トレは行わず学生さん達と住民の方の交流の時間としました。学生の皆さん本当に真剣に聞き取り調査をしていました。この真剣で素直な気持ちに、自分たちも、とても刺激を受けました!

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学生の皆さん、地域を直に感じている様子です。本当に良い学びの機会となりました。

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存分にお話した後は、皿鉢を囲んでのお食事会(^^)。巻き寿司や引っ付け寿しにお赤飯、カツオのタタキ、天ぷらは川エビや鮎に、初物のタケノコのかき揚げ、菜の花のお浸し、漬物など郷土色満載!

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デザートに果物やゼリーもあり、午前中朝食をお腹いっぱい食べてきたという学生さんも、地区の皆さんの愛情こもった料理をしっかり全種類制覇!もちろんえっころネットメンバーもしっかりいただきました。

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食事の後に皆さんにタクティールⓇケアを体験してもらいました。頭を体験した方からは「直ぐに寝落ちして、びっくりした。肩や首が楽になった」と。足を経験した方からは「足が軽い。動きやすい」と。背中を経験した方からは「気持ちいい。温かい。」顔、「スッキリした!」などの感想を頂きました。

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最後は学生の皆さんからの感想、御礼。感想からも、本当に良い学びが出来た期間だと思いましたし、地区の方からも「ありがとう」と。中には涙を流す方も。本当に良い時間を有難うございました。

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住民の方にとっても、日頃日常会話はあっても自分の思いを話す場はないからか、笑顔で生き生きと話されており「いっぱい話を聞いてもらった。」と満足されていました。その傍では暖かく見守ってくれる河森先生、渡辺先生がいらして、学生さん達も安心してお話できたと思います。こんな体験、時間、本当に大切だと思います!学校の机上では決して学べない事です。

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今年、来年度、8月に大坂大学のフィールドワークを予定し、現在計画中です。色んな学生が四万十市に来てくれ、地域に入り、そして、住民・学生共に学び元気になる。本当に良い時間を過ごしました!
(阪大の学生2名は、帰りたくなくないと、もう一日幡多に留まり観光しました(^^)ありがとう!)



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一般住民向け介護技術セミナー

催日:平成31年2月27日(水)
場  所:健康管理センター
時  間:Pm13:30~15:00
内  容:薬の知識・口腔ケアについて


前半の「薬の知識」は、松谷病院の薬剤師中山さんに去年に引き続き、行ってもらいました。
無駄な薬(飲み忘れや廃棄される薬)が年間500億円もあることです。この数字は、四万十市の年間の予算を軽々越えています。(四万十市の予算額は平成30年度で322億円) つまり、四万十市の税金、保険料、すべてが無料にできて、200億近い貯金まで出来る額なのです。無駄な薬をへらすことが(知識を身に付けること)、無駄をなくすことに繋がると思いました。

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後半の「口腔ケア」については、幡多福祉保健所の中越さんに行ってもらいました。
この、「口腔」という言葉も一般の方にはききなれない言葉であり、食べることの重要性、食べるために歯が大切であることを学びました。
虚弱を表す「フレイル」という言葉がありますが、口のフレイル(虚弱)もあります。
初期段階では固いものが食べられなくなり、柔らかいものを食べるようになると、栄養が偏ってしまう、という話でした。
口の年齢テストも行い、30秒で何回飲み込むことが出来るか、9回以上は30代、8回は40代、7回は50代、というように判定されます。又、唾液線のマッサージも行いました。食事の前後に行うことで、誤嚥を防ぎ、口腔内を清潔に保つために効果があるということでした。

私自身、たくさんの学びになり、今後の転倒予防教室での 内容にも出せるなと感じたことでした。

久保川地区活動

平成31年2月17日(日)Am9:00~
【内容】
・9:00~血圧測定
・9:10~体操(岡村やすこさん指導)
・9:20~深呼吸・体操・手足トントン・指体操(長尾)
・9:50~お茶・おじゃみボウリング
・10:10~脳トレ
・10:50~食事
・12:00~解散


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今回の参加者は10名。9時に到着した時には、すでに6名集まってくれていました。皆さんが自主的に行動されている事を嬉しく感じます。松沢さんは「85歳になってもここに出てこられるのはありがたい」と言われ、その言葉に励まされます。

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今日の体操指導は岡村やすこさんが行ってくれました。その後は長尾さんが深呼吸や上半身のストレッチ、くねくね体操等を行いました。肩がグチグチ鳴ったりしながらも皆さん積極的におこなってくれます。続いて脳トレ体操。今回は、前回おこなって難しかった手足トントンから。

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今回も手と足が一緒になったりで、笑いながら楽しく行えました。指体操では、右手と左手の動きを入れ替えるのが難しかったようですが、これも楽しみながら行えました。少々難しい課題でも、皆さんはいつも意欲的に取り組んでくれますし、何より楽しく行えてます!

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お茶で一息ついたら、久しぶりにゲームを実施しました。以前皆で作ったおじゃみを活用して“おじゃみボウリング”。点数を競うような形式で行うと、皆さんやる気満々!ムキになっておこなう姿がほほえましかったです。大変盛り上がりました。「また次回もやりたい」との声も(^^)

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そして、脳トレは今回も記憶問題から。覚えてもらってから別の課題をおこない、皆で答えを言い合って、6個~7個の記憶問題回答できました。皆さん今日も冴えています!他の問題もなんなくクリアされるので、問題を考えているこちらのレベルが低いかもと感じてしまうほどです。

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脳トレを終えた後は、お楽しみの食事タイム。本日のメニューはチキンカレーとお漬物、デザートにリンゴ。やすこさんのチキンカレーはとっても美味しかったです。カレーのおかわりをして、お腹いっぱい!お漬物各種も美味しくて、沢山食べてしまいました。「作ってもらって食べるのは美味しい」、「こうやって皆で食べるのが楽しみ」と、この一時が癒しの時間にもなっているようでした。

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長尾さん手作りのケーキ。とっても美味しかったです!地区の皆さんも「贅沢やね~」と。

4月からは、えっころネットの参加は毎月1回になりますが、偶数月のあと1回は自主的に地区の皆さんで開催されるようで、脳トレなどの資料がほしいと言われました。これまでと同じように活動していく意欲が感じられ、またまた嬉しく思いました。

次回は3月3日(日)Am9:00~
次回は大阪大学、帝京科学大学の先生、学生合わせて8名が研修として参加してくれます。










久保川地区活動

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一般住民向け介護技術セミナー

催日:平成31年1月16日(水)
場  所:健康管理センター
時  間:Pm13:30~15:00
内  容:介護保険制度・認知症について


前半は四万十市の介護保険パンフレットを見ながら、1号被保険者と2号被保険者の違い、ケアマネジャーの役割、負担割合等について、クイズ形式で説明しました。
座学なので、3人ずつの班になり考えてもらいました。介護保険については、これまでのセミナーの中で少しずつ説明もしていましたので、皆さんの理解もスムーズだったように感じます。
認知症については、2つのポイントを伝えました。1つは、視野が狭くなっているので、正面から目を合わせて伝えてほしいこと。2つ目は、訴えを否定しないこと。家族介護の場合、どうしても感情が入るので、ストレスがたまる前に、誰かに相談してほしい事を伝えました。
セミナー終了後に、ここで学んだことが活かされているという言葉を聞き、このセミナーを開催して良かったと、嬉しくなりましたし、セミナー開催の目的の一つである、地域のレベルを上げることが出来ていると思いました。

次回は2月27日(水)
「食事の介助・薬の知識」です。

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